キッズエプロン 開発ストーリー

キッズエプロン 開発ストーリー サムネイル

お子さまが自分で着られて、汚れない。
そんな“答え”を出しました。 

ファミリー層向け飲食店でのお子様の食べこぼし対策 
梨地PEフィルム素材で簡単装着・低コストな提案
コストと評価を両立し、全国チェーン店での採用に

食べこぼしを防ぐエプロンを導入したい——
そんな依頼から始まったキッズエプロン開発は、「お子様が自分で着けられること」と「使い捨てであること」の両立がテーマでした。

大手ファストフードチェーンから寄せられたのは、「お子さまの食べこぼしを防ぎたい」というご相談。
求められていたのは、お子様が自分で着用できて、違和感の少ない使い捨てエプロンでした。 

当初は不織布素材での提案を検討しましたが、より良い素材を模索するなかで、柔軟性があり、肌ざわりに優れた梨地PEフィルムに着目。試作を通じて、その素材の使い勝手や外観など、高い評価をいただくことができました。 

とはいえ、課題はまだま山積み。食べこぼしをどう受け止めるか、ポケット部分の形状はどうするか。さらにコスト面への強いご要望もあり、品質とのバランスをどう取るかが大きなテーマでした。 

試作と改良を繰り返した末にたどり着いたのは、ポケット部分を折り返す形状。効果的に汚れを防止しつつ、見た目もすっきりとしたデザインに。お子様でも着脱しやすく、首への負担も少ない設計を実現しました。 

こうして、機能性とコストの両立を実現したキッズエプロンは、全国規模の導入へとつながる成果を生み出しました。