▶ JICA債
JICA債は、国際資本市場協会(ICMA)が定義する「ソーシャルボンド」の特性に従って発行されており、独立し
た第三者機関である株式会社日本総合研究所よりセカンド・オピニオンを付与されております。
JICA債で調達された資金は、JICAが実施する有償資金協力に充てられ、開発途上国の社会課題を解決するた
めの大規模インフラ整備事業や貧困削減、人材育成を目的としたプロジェクト等に活用されます。
JICA債の発行は、2016年12月に日本政府が公表した「持続可能な開発目標(SDGs)実施方針」において、具体
的な施策の1つに位置付けられております。また、2021年6月16日付でのセカンド・オピニオン更新後は、石
炭を燃料とする発電所施設の新設・改修等に関する事業は、資金使途から除外されています。