辻幹雄インタビュー
ご注文を通してお客様からの喜びを感じています。
■ 入社何年目ですか?

17年目になります。

■ 入社のきっかけは? 何に惹かれて?

普通、というかありきたりかもしれませんが、大学生当時、新卒の募集を見て。草津が地元なので、滋賀県の企業を探しました

■ 所属部署は?

大阪の営業所で所長をしています。ウチの営業というのは提案型で、お客様一人ひとりにご提案をしていく形になるんですね。企画提案なので、今あるも のを変えていくものと、新しいものを作り込んでいくもの。「こうすれば、よりよくなりますよ」という、コミュニケーションを通した提案が主になります。社 員教育も含めた、所長としての営業のまとめ役ですね。

■ 仕事に対して達成感を感じるときは?

やはりお客様が喜んでくださったときですね。「ありがとう」という言葉ではないんですが、その気持ちを「注文」という形で頂戴するわけです。それを感じた ときですね。その感覚を味わえるようになったのは、入社5年目ぐらいからでしょうか。それまでは、なかなかお客様の考えが見えてなかったというか、視野が 狭かったんでしょうね。正しいと思ってやっていたことで、お客様にお叱りをいただいたこともありましたからね。世間を知らなかったんでしょう。この会社の 最も優れているところは、ありとあらゆる産業を顧客に持っているので、例えば電機業界だけしか知らないということではなく、幅広くお客様の考え方をいただ けることです。辻幹雄という人間は、仕事を通じて視野が広がったと思います。それは非常に大きいことだと思います。

■ 新入社員への接し方は?

繰り返しになりますが、一番大事なお客様に喜んでいただくために、私が5年、10年かけて分かってきたことを、できるだけ短い時間でできるようになってもらえるように、自分の経験を生かしたいとは思っています。

■ 後輩社員への教育について

同行も多いですね。どうしても視野が狭いので、若いメンバーの考え方を聞いて、「こう思うお客様もいるよ?」「こういう考え方もあるよ?」ということを教えていくことが多いですかね。

お客様に喜んでいただくことを常に考えています。
■ 失敗談は?

ありすぎて(笑)。どれが、ということもないんですが。実はどれも、些細なことだったんだと思います。お客様に喜んでいただくために、足りないもの補うことを常に考えているんですが、業界に対する知識不足だったり勉強不足だったり。

■ 仕事に対して大切にしていることは?

それもやっぱり、お客様に喜んでいただくことですね、常に考えているのは。やっぱり自分がものを買うときには、という視点に立つと、その時に考えるのは高いか安いかではなく、サービスの違い。気持ちよく買えるかどうか、というのが商売の本質だと思っているので。

■ 思い入れのある仕事は?

いやぁ、そんな大したことはやってないので…。一つひとつに思い入れがありますし、そんなに派手な営業力はありませんしね(笑)。何というか、綺麗な提案 をして、どーんと売り上げが上がったというよりは、「じわじわ…」というケースが多いんですよ。ホームラン一発というより、シングルヒットをコツコツとい う感じです。それが商売のベースだとも思いますしね。。

■ 社内の雰囲気について

滋賀県の本社と、大阪の営業所と、二箇所に通っているんですが、最近は若い社員も増えて、ますます元気になってきたな、と思います。大阪には9人のメンバーがいるんですが、期待もしてもらっていて、最近も増えたところですし。やはり若い力はすごいな、と改めて思います。

■ 甲賀高分子の魅力

仕事を通じて何でも知ることができるということですね。色んな経験ができるということです。遊びに行くわけでは決してないんですが、ありとあらゆる産業の仕事を見ることができますから。自分が企画して行動することで、無限の可能性を得られるのが何よりの魅力ですね。

■ やってみたいことや目標は?

自分の営業活動ということもさることながら、若いスタッフ、部下への指導ですね。。

■ 甲賀高分子を目指す方へ

これは、社長がよく言うんですが、「会社は自己実現の場だ」と。会社というツールを使って自分を高めていく。自分を高めていけば相手が感動する。相手が感 動すれば商売につながる。その好循環。これから入ってきてくれる方には、そういう考えで、チャレンジ精神を持っていただけたらと思います。

※インタビュー当時の内容です